楽譜

2022年12月04日 11:59

学生の頃から使い続けてボロボロになった楽譜たち。
ついには表紙がはがれてしまったものもあり、製本テープで修復しようと棚から出してみました。
(これはほんの一部で、まだまだあります。
こまめに修復すれば良いのですが、なかなか・・笑)

出版社によって様々な表紙の色や字体、紙の風合いと手触り。
当時の先生方のレッスンがありありと思い出される、熱の入った細かな書き込み。
ついついページをめくり、眺めてしまいます。

楽譜をすらすらと読めるようになるには長い時間、時間というよりは、年月がかかります。
ここで躓いてしまい、ピアノを続けるのが大変に感じてしまう方も少なくないかもしれません。
私もら加線を1本1本指差して数えながら「面倒くさいなぁ」と譜読みしていたことを思い出します(あれはたしか、ツェルニーの30番・・)。

慣れるにはやはり、数をコツコツと読む必要がありますので、特に小さなお子さんには出来るだけ楽しくわかりやすく覚えていけるよう、知恵を絞り、工夫しています。

耳で音を聴き取り、弾くということも出来ますが、楽譜が読めると弾ける曲の範囲がぐんと広がります。
初めて弾く曲の譜面を開く時には、新しい小説を読み始めるようなわくわくとした気持ちになります。

根気のいる読譜の訓練ですが、一緒に頑張っていきましょう♪


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